リボ払いを債務整理で減額

クレジットカードの借金とは?「リボ払い」は借金でも「一括払い」は違う

クレジットカードの一括払いは借金ではありません

クレジットカードの利用すべてを借金だと思うことは個人の自由ですが、本来一括払いは借金ではありません。

検索上位のサイトでさえ、もっともらしい文章で虚偽の情報を掲載しています。

一括払い

クレジットカードで商品を買うのも、一時的にお金を立て替えている時点で借金と言えます。クレジットカードの一括払いは実はマイナス金利の借金であり、借金するほど利息が貯まっていきます。なぜこのような事が起きるのでしょうか。

日本人の人生で大切なこと-http://nihonjinlife.com/syakkin/creditcard.html

これらは個人的な感情を書いていますが、間違っているのでここで正しておきたいと思います。

クレジットカードの一括払いは「未払金」および「未払費用」なので借金ではありません。

未払金も借金だという無知な意見もありますが騙されないようにしてください。

債務整理で借金減額に関連する記事は全部こちらにまとめてあります

関連記事クレジットカードの借金を債務整理で減額するまでのまとめ

クレジットカードの一括払いは「ツケ」という発想から来ている

むかし飲み屋で「今日はツケにしといて!」という話をよく聞きました。

商売において未払金にあたる「ツケ」という考え方は、そのままクレジットカードの仕組みと同じになります。

飲み屋でツケが出来る人とは、そのお店をよく利用していてお店にとって上客であり、支払いもきちんとしていると信用された人です。

クレジットカードの場合は審査の際、収入状況などの提出や信用情報機関の調査があります。

健全と判断されたらクレジットカード会社は信用を与えてその証として(ツケができる)カードを渡します。

 

クレジットカードは飲み屋のツケと違って、いろんなお店のツケの合計金額をクレジットカード会社に払えばカード会社がお店に支払いしてくれる点が大きく違います。

信用があるので、後から買ったものをまとめて支払うことが出来るようになります。

この場合の信用というのは、

きちんと支払いができる

という意味です。

購入から支払いの流れ

クレジットカードで商品を買う → クレジットカード会社が商品代金を回収する → 回収手数料を割り引いて商品代金をお店に支払う

上記のからわかるように、「どこにもお金を借りる部分がない」ので借金ではないと理解でます。

クレジットカードの一括払いは商売における未払金と全く同じ考え方で借金ではない

物(サービス)を購入し、1ヶ月単位で締め切って請求書を貰う。請求の金額に基づいて支払いをする。

これは商習慣であって借金ではありません。クレジットカードの通常取引は借金とはいいません。

クレジットカードが借金と思う人は、リボ払いと勘違いしていると思います。

 

クレジットカードの手数料とリボやキャッシングの金利

クレジットカード会社の手数料はお店が払うもの

手数料というのは、「お店に変わってお客様から代金を回収する際の手数料」のことを言います。回収代行料のことで、お店が手数料を負担します。

手数料は安いところで、物販なら大体3%~、無形物(サービスやソフト)なら4%~の手数料になります。会社によって違いますが安いところでこんな感じです。他にも月額利用料や1回の決済あたりの決済手数料などお店が支払う手数料の総額はもう少しあります。

お店が手数料を支払ってでもクレジットカード決済を導入するメリットは、

  • カードが使えるので大きな金額の商品を販売できる。
  • お店側もカード会社から審査を受けるので信用を付けられる。
  • 事務手続きが効率化されてコスト削減になる。
  • 代金の回収が確実になるので経営が安定する

カード会社は、得られた手数料収入の一部を「ポイント」としてカード利用者に還元しています。

 

リボ払いやキャッシングで借金したときの金利はどうか?

お店で買った購入者の金額を回収するのがクレジットカード会社の使命です。

しかし、購入者が自分の支払い能力よりも多く買い物をしてすぐに支払えない場合が出てきます。

そうした時はクレジットカード会社がお店に支払いを立て替えなくてはいけません。

カード会社が立て替えるお金こそが「クレジットカードの借金」といわれるものです。「リボルビング」とか「キャッシング」などがそうです。

リボ払いやキャッシングは完全に借金になります。

リボルビングやキャッシングの金利は大体法定金利ギリギリの14%と大変高い金利です。

さらに金利とは別に手数料もとられるので実際の支払いは15%以上です。

もともと貸し出す予定が無いのお金を貸すのですから当然金利は高くなります。

 

ちなみにリボ払いや分割払いの手数料とは、お金の貸し借りに対しての手数料です

当然お店ではなく利用者が支払います。クレジットカードで物を買うときの手数料とは全く違います。

なぜこんな高いリボ払いがあるかというと、クレジットカード利用者の信用を守るためのものだということです。

現金だけで買い物をするときは、代金を支払いできなければ買えません。しかし手持ちの現金以上の買い物ができるクレジットカードは違います。

ツケ(買掛)で取引していると1ヶ月の自分の収入以上に買い物をしてしまったり、何かの理由で支払いが困難になる人も出てきます。

 

リボ払いはそれを立て替えることで信用を下げることなく買い物を継続させることができる仕組みなのです。

クレジットカードは使い方によって借金になることもあるので、「クレジットカードは借金だ!」という人の声は使いすぎないようにする警告と心に留めておくといいでしょう。

 

もしリボ払いにハマってしまったら!?

つい使いすぎて毎月の返済が苦しくなってきたら、早急に返済計画や減額ができないか検討しましょう。

関連記事リボ払いをすぐに減額!自力から債務整理まで借金返済を早める3つの具体的な方法とは

 

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